お知らせ
新築勧める事例~基礎部分瑕疵は改修困難~
200910.27
建替えと全面リフォーム、どちらが良いか相談され、調査に行きました。
築後30年になる木造住宅で設備は古くなり、部屋数ばかり多いとのこと。
見ると、外壁の北東の出隅部分に半円形のクラックがあり、基礎の一部も割れています。
当時は地盤改良をしていないのです。
リフォームの利点は、
建築費の約30%を占める基礎・躯体・屋根の費用負担が不要であることと、
固定資産税が高くならないこと。
ところが、その基礎部分に瑕疵があり、改修となると、基礎を造るより費用がかかってしまいます。
ご夫婦2人だけで生活されるということで建替えをお薦めし、
2LDK、小屋裏を納戸としたプランを作成しました。
床面積24坪の家です。
解体費はいりますが、全面リフォームより、
新築建替えの方が費用的には安価だったと考えます。