現場日記
片岡 大です
倉敷市 新築工事 茶屋町 I様邸
木材にはウラとオモテがあります
木を輪切りにして真上から見た時に
木の樹芯に近い方を「木ウラ」と呼び
外側に面している方を「木オモテ」と言います^^
そして板状に製材された木は 木オモテ の方に
反るという性質があります
ラス地を貼るときは この特性を考慮して
木ウラを見える方に向けて釘で
反りを押える様に留めていきます^^
木のウラ、オモテを見分ける方法は
幾つかありますが 一番分かり易いのは
木口から年輪をみて判断します^^
ラス地は長さ約3メートルの板材です
当然、建物の端から端までは
長さが足りないので
途中で継ぎ目を設けますが
10枚おき位に継ぎ目の位置を
ずらします
これは板が反った際に
モルタルへの影響を和らげる為です^^
(モルタルが固まるまでにラス地が反ったりすると
のちでクラックの原因になる可能性があります)
今日お話しした2点は
本当にちょっとした事で
特に決まりがあるわけではありませんが
自分が他の職人を見極める時に
基準の一つにしています^^
ラス地のうんちくでした^^