ただの相談役 気まぐれブログ
杞憂
200910.06
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
「杞憂」という言葉があります。
杞という国の人が、天が落ちてこないかと心配したという
故事からきたものです。
とりこし苦労という意味ですね。
昔、中学校の頃、読んだ話のことを書きます。
ある国の王様は、国民から税金を取るのが好きで、
何にでも税をかけた。
ところが、どうしても不足感がある。
何だろう、何だろう、何だろうと考えて、やっと思いついた。
空気に税金をかけていない。
これは、為政者の欲深さをあざ笑った話なのですが、
今の世界はCO2削減とかエコと言いながら、
空気を利権の対象にしているように思えてなりません。
いずれは私達も空気税を払わされるのではないでしょうか。
もちろん、耳ざわりのよい名目の税金でしょうがね。
杞憂ならいいのですが…。
執筆者:中井勝人