ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」ガマです。
昨日は、昼食時から、両親の挙動が不審。
煙草の箱を手に取っては、溜息をつく父。
父を横目に見ては、ニンマリとする母。
その後も、居間を抜け出し、台所に来ては、奥さんに話す母。
「まだ、煙草の買い置きないかって言わへんねん。
素直に聞いたらええのになぁ」
「ママさん、いつまでも黙っておるの」
「ああ、向こうがその気なら、知らん顔してたるねん」
それでもとうとう3時のおやつの時に母が言った。
「あんたなぁ、煙草ないかってちょっと聞けんか」
「へぇ、あんた、煙草屋始めたんか」
「あほらし。なんで煙草屋やのん。
私が今まで何十年もあんたのために煙草買ってたことがわからんか」
「わからんなぁ。そんな親切にされたことがない」
「ようそんな憎たらしいことが言えるなぁ。ホレ」
母が煙草を取り出すと、父は素早く封を切り、煙草を1本
口にくわえようとする。
「あんた、吸う前にお金は」
「お金取るんやったら、商売や」と2000円を出す父。
「あと1000円」
「やっぱり商売人はきっちりしとるなぁ」
この父、本当にボケているのか、関西人の諧謔(かいぎゃく)なのか、
私はいつも迷うのです。