ただの相談役 気まぐれブログ
君子豹変
201011.13
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
我が家の食卓風景も変わってしまいました。
「今日は子どもたち、居らんのか?」と、父の前振りがあり、
「H(次女の方)は結婚して家を出て行ったの。
H(長女の方)はまた、付き合いか?」
母が受け、尋ねる。
「今日は詩吟らしいよ」と、奥さんが答え、
「年が行くと寂しいもんやなぁ」と、父が締めて会話が終わる。
それからは、大人(老人?)4人の落日のような暗く湿っぽい食事が
黙々と進むだけ。
今、基礎工事にかかっているM様邸の現場が玉島柏島で、
次女夫婦が身を寄せている奥さんの母の家に近い。
昨日も現場の帰りに「Hの顔を見に行こうか?」と小中井君に言い、
「お父さん、そんなにHちゃんが好きやった?『はよ出て行け』って
いつも言ってたのに」
と、冷やかされてしまいました。
これを「君子は豹変す」と言い訳するのは、
ちょっと格好の付けすぎでしょうね。
ただ、寂しいだけなのですよ。
執筆者:中井勝人