ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
夕食時、相変わらず私の椅子の右側に座り込み、
私を見上げてオカズをねだってくるミント。
「犬って賢いもんやなぁ、ご飯の時は必ず僕の横に居るもんなぁ」と私。
「マサトが向こうに行ったら、ワタシのとこに来よるしなぁ」
食後にやるジャーキーをミントのために用意している母が続ける。
「それでもうちの奥さんが一番いいらしいな、
それ以外の時は奥さんべったりや」
「そら、カズちゃんが世話してくれてることを知っとるもん。
世話してくれるもんにはなつくわなぁ」と母が言うと、
父もそれを受けて言う。
「そんなもんや、世話してくれるもんにはなつくもんや、
それが当たり前のことや」
「その割にはアンタ、うちの奥さんにはなつかんなぁ」
「そら、息子の嫁になつく訳にはいかんわ、なあ・・・」と父は皆の顔を見る。
「僕はええよ、好きにしてや」
「ワタシもええよ、オシメせんならんようなおじいさんになつかれたら、
カズちゃんが嫌かもしれんけどなぁ」
「ワタシもいいよ、パパさん、なついて、ドンドンなついて」
まさかと思っていた奥さんにまで言われて、二の句がつげなくなった父。
他の者が父を見て大笑いをしている中で、一人静かに箸を動かしていました。
皮肉屋なのに、モラルについては律儀者の父なのです。