ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
朝から雨ですね。
この雨で本当のガマが産卵の為に顔を出し始めることでしょう。
そんなことを考えながら風呂から出てLDKに入って行きますと、
テレビで『親の認知症 向きあい方のヒント』を放送していました。
女性映画監督が自身の母親のボケて行く姿を映しておられた物でした。
ボケるということは自分を抑圧していた物を忘れてゆくという意味で、
やはり『子ども返り』してゆくことなのでしょう。
テレビの中で、娘さんが「お母さん、何しているの?」と尋ねると、
炬燵の横でゴロゴロしていたお母さんが「こたつむり」。
ユーモラスな答えに思わず笑ってしまいましたが、
うちの父親も同じだと考えると胸が詰まってしまいました。
それに、父だけではなく、私も物忘れが激しくなってきています。
「オイ、トイレの花、何やったッけ」
2~3日前に私が教えておきながら、
質問をしていました。
「なにボケてるん」と奥さんは取りあいません。
サッサと洗面所に行くと母に話しています。
「この間、ママさんとワタシに教えてくれてたのに、
お父さん、トイレの花の名前を忘れてるんよ」
「何やったかいなァ」
母も忘れていました。
「カランコエ」
「アア、そやったなァ」
そんな会話を聞きながら二人に声をかけました。
「ほんなら、行ってくるは・・」
「アンタ、花の名前ぐらい、ちゃんと覚えときや」
母が顔を突き出して、返事をしてきました。
今朝の出勤前の恐ろしい真実です。