ただの相談役 気まぐれブログ
武士に二言なし
201109.12
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
塩野七生さんの『ローマ人の物語』(全15巻)
なかなか読了できません。
やっと、ユリウス=カエサルが
暗殺された5巻までです。
カエサルが殺された時
ローマ市民が暗殺者たちに
怒りと憎しみを覚えたのは
暗殺者たちが元老院議員として
カエサルの安全を保証しておきながら
しかも、武器の携帯を許されていない議会の中で
カエサルを刺殺したからだという。
人と人が約束した事は
たとえ『口約束』であっても、
いや『口約束』だからこそ
紳士たるものは守らなければいけない。
ローマ市民は暗殺者たちを
外道とみなしたのです。
今の日本も
外道の多い国になってしまいました。
日本には
「武士に二言なし」
という精神があったのですが
残念な事です。
私は
(「二言なし」の人間であろう)
と考えています。
執筆者:中井勝人