ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
今日は、朝から、街路樹を根こそぎ倒して仕舞いそうな無茶な風が吹いています。
この風は『今年の春・何番』なのでしょうかね。
ユーリン・ホームの手作りの『展示場看板』が倒されはしないかとヒヤヒヤしています。
この『看板』もしっかり古くなってしまいました。
心中(新しく作り変えなければ・・・)と思いながらも、イザとなると行動に移せません。
人間としての私の弱さを象徴しているような『看板』なのです。
常々(いっその事、倒れてくれたら決心が付くのになぁ)などと考えているから
今日のような強風の日には(倒れないだろうか)と心配になってしまうのでしょうね。
でも(倒れればいいのに)と考えている対象が『看板という物』で、まだよかった。
対象が(あんな会社)とか(あんな社長)とかになっていたら
「人を呪わば穴二つ」で、自分の卑しさに自己嫌悪するでしょうね。
私が起業をして(良かった)と考える事のひとつに
まわりの人々の『幸せ』を心から願えるようになった事があります。
会社を作り、自力で食べなければならない状態になると
会社内の人間関係や社則などからは『自由』に成れますが
『自由』には、飢える『自由』もあることが切実に実感されます。
お客様たちに「家を造る」という「仕事」をいただき、
職人さんや業者さんたちと「家造り」で力を合わせ
コツコツと「家」を完成させてゆく。
「家造り」は、その過程の中に『ネガティブ』な要素が全く無く、
創造的な『ポジティブ』な要素ばかりを集約して完成に導く「仕事」なのです。
この「仕事」に携わると、自分1人では何も出来ない事を思い知らされます。
お客様たちがいて、職人さんたちがいて、業者さんたちがいて、自分がいる。
(人は生きている)のではなく(人は生かされている)事が分かる「仕事」です。
自分の気持ちを表現する『言葉』は『感謝』しかありませんし
『感謝』している自分に出来ることは、まわりの人々『幸せ』を願うことです。
「家を造る」という「仕事」は本当に「皆を心豊か」にしてくれる「仕事」なのですね。