ただの相談役 気まぐれブログ
取止めもない話
201203.28
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
タバコを吸おうと屋外に出てプラ船のメダカ池に近付きますと
久しぶりの陽光が、冬の間に荒れ果ててしまった池の一部を照らしていました。
タバコをすいながらボンヤリとそんな池に出来た日溜りを見ていますと
水面に姿を表したメダカたちが、三々五々、その日溜りに集まってきました。
小さな池ですが、陽光を浴びるか否かによって、微妙に水温差があるのでしょうね。
メダカたちにしても、水中暮しとはいえ、温かい方が良いのでしょう。
日溜りに集まったメダカたちのゆっくりと、ノンビリと泳ぐ姿に
春を迎えることへの喜びを感じましたよ。
目を凝らすと、水底の『姫睡蓮』も水中で沢山の葉を芽吹かせていますし
春は近いと実感しました。
『北風と太陽』の寓話をその時、フト思い出しました。
生き物の心を解き放ち、和ませ、優しくさせてくれるのは
やはり「温かさ」なのでしょうね。
メダカ池を眺めながら、心に去来した取止めもない話です。
執筆者:中井勝人