ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
毎朝、4:30頃、汐入川と用水の間の幅2メートル弱の土手道を
柴犬アズキを連れて散歩しています。
その時刻だと、辺りはまだ真っ暗で外灯が仄かにポールの足元を照らしているだけです。
いつもだと、私のゆったりとした大股に合わせて、アズキも前をトコトコと歩くのですが、
今朝は、東陽中学の正門前の橋を渡るとアズキが鎖を引っ張って猛烈に走り出し、
土手の法面(のりめん)の草むらに飛び込んでいきました。
おまけに鎖を引っ張り返しても四肢を踏ん張り、鼻面を草に突っ込んで動こうとしません。
しばらくは好きなようにさせていましたが、あまりにもその場から動こうとしませんので、
私は鎖を思い切り引き寄せて、アズキを土手道に引き上げました。
すると、アズキが口に何か黒い物体を咥えているではありませんか。
無理やり外灯の下に連れて行き、首輪を掴んで、私はアズキの顔を覗き込みました。
「ギィャァ!」と小さな叫び声を上げ、首輪から手を離してしまいましたよ。
アズキが20センチほどの大きさの黒ネズミを口に咥えていたのです。
口からネズミを取り上げる勇気を、私は持ち合わせていませんでした。
アズキは嬉しいのか誇らしいのか、ネズミを咥えたまま、ナメタ態度で歩き始めます。
私は、伸ばせるだけ腕を伸ばし、鎖の端を持って、後ろから付いて行くだけでした。
散歩の折り返し地点に来た時、いつもジャーキーをもらっているので
アズキはネズミを口から放して、擦り寄ってきて、私の手の甲を舐めようとしました。
ここぞとばかりに鎖を力いっぱいに引っ張りながら、私は走りに走って家に帰りましたよ。
黒い大きなネズミを咥えたアズキの顔を今思い出しても、おぞましさに、身震いしますね。
今後、絶対、アズキよ、私をナメルナよ、オ・ネ・ガ・イ・・身の毛もよだつ散歩でした。