ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
「お父さん、これ飲んでみてよ。お腹を綺麗にしてくれるんだって」
と、奥さんがお猪口一杯ほどの飲み物を持ってきたのは一昨日の朝のことでした。
私は奥さんを全面的に信頼していますから疑いもせずに、
その濁ったワイン色をした飲み物を一気にあおりました。
口一杯に古くなった養名酒のような味が広がってきました。
「何やこれ?」
「そやから、お腹を綺麗にしてくれる健康飲料じゃ」
その飲み物を一昨日の夕飯後、昨日の朝食後、夕食後、今日の朝食後と
奥さんに続けて飲まされました。
「お父さん、お腹は綺麗になった?」
今朝、実家を出ようとすると、庭掃除をしていた奥さんが尋ねて来ました。
「ボクのお腹は前から綺麗やわいな」
「フ~ン、そうなん、何ともないのん」
「ボクになんかないとイカンのかいな?」
(変なヤツ)と思いながら展示場まで来ると
お腹が急に『グルグル・グルグル』と鳴り始めました。
展示場の鍵を開けると、同時に閉めて、慌てて実家に駆け戻り、トイレに飛び込みました。
「お父さん、どうしたん?」
「急に、お腹が痛とうなってきたんや」
廊下を追いかけてきて尋ねる奥さんに、怒鳴って言うとトイレのドアを閉めました。
「お父さん、それでお腹が綺麗になるよ。ヤッタァー!!」
奥さんの喝采がドア越しに聞こえてきました。
その時、初めて奥さんに対する疑念(もしかして毒?)が湧いてきたのです。
今、展示場にいますが、私のお腹はずっと『ボルジア・ボルジア』と鳴り続けています。
このブログは、私に万が一の事があった時、証拠として採用してください。