ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
小中井君がブログに書いていたように、昨日の1日は「墓参」の日でした。
2010年10月に京都から倉敷にお墓を移し、毎月1日に行くと決めてから
昨日が丁度20回目の「墓参」でした。
このお墓に眠るのは祖父母で、祖父は京都で大工の棟梁をしており
工務店の社長でもありました。
その祖父が亡くなり、父は工務店を継ぐ事はしませんでしたが
残された幾ばくかの財産を律儀に守り、私が住宅会社を設立する時に
活用させて頂いたことを考えると、住宅会社設立に「祖父の強い意志」が
働いていたような気持ちがします。
私はこの祖父が大好きで、よく甘えもしました。
幼い頃に祖父と食べる夕飯の時には、北と西の神棚に一緒に手を合わせた後に
祖父のアグラの中にスッポリと座り、晩酌の「お流れ頂戴」を楽しみにしていたものです。
来年には私は数え年で祖父の享年になります。
それでも祖父の墓前で合掌する度に、私は祖父に甘えます。
「お祖父ちゃん!
私に家を建てさせて下さった皆さんと
私が家を建てさせて頂いている皆さんと
私に家を建てさせてやろうと思っておられる皆さんと
私の家の皆の
『家内安全、無事長久、子孫繁栄』をお願いします。
お祖父ちゃんに褒めてもらえるようなしっかりとした家造りをしますから
いつまでも見守ってください」
私にとって「墓参の日」は祖父に甘える事のできる「有難い日」なのです。