ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
我が家の次女の名前は『千早』です。
最近『ちはやぶる』という漫画が出ているのですね。
在原の業平の歌
『千早ふる 神代もきかす 竜田川
唐紅に 水くくるとは』
この歌からきた題なのでしょうね。
「竜田川を覆い尽くすほどに、赤いもみじの葉がちって
唐の染物のように水を括り染めしている
このようなことは神の時代でもなかったことだ」
確かこのような解釈だったと思うのだか
間違っているかもしれない。
間違っていないのは落語の『千早振る』でのご隠居の解釈で
一度聞いたら頭に入る
「千早(という花魁が)振る
神代(という妹花魁も言う事)も聞かず」
「竜田川(相撲取り)」は廃業して豆腐屋になった。
何年かして乞食になった千早が来て
(オカラをくれ)と言う。
言ったのが千早だと知った竜田川は
オカラをやらないばかりか
突き飛ばした。
突き飛ばされた千早は
井戸のそばに倒れ
(このようになったのも自分が悪いからだ)と
井戸に飛び込み水にくぐって自殺をした。
これが「カラくれないと水くくる」となる。
すると解釈を聞いていた人が
「『とは』は何?」と聞くのですね。
ご隠居がすかさずに答えるのですね。
「『千早』の本名は『とは』」
私はこっちの方でこの歌を覚えました。