ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
営業部門のある住宅会社は営業社員の給料で悩む。
成績の良い営業社員が多いのなら固定給が良い。
しかし、固定給にすると競争意識が少なくなり
『お日さま西西』で仕事をする傾向になる。
歩合給にすると競争意識は高まるが
問い合わせ客などの取り合いとなり連帯感はなく
和製英語で言うところのモラル・ハザードに陥る。
多くの住宅会社は安い固定給に
歩合給を加味した給与体系をとっているようだ。
売上に占める営業社員の取り分は7%ぐらいのところだろうか。
1人の営業社員に月々20万円(年収240万円)の固定給を支払うとして
この社員が年間売上3500万円だとしたら
この社員は自分の給料分しか働いていないこととなる。
このような社員は会社に必要がない。
私は住宅会社の営業部門に長く籍を置いていたから
営業社員の実態をよく知っている。
彼らは単独行動を好むネコ科の動物に似ている。
ネコ科の動物に狙われた獲物は狩られると死ぬ。
営業社員と契約を締結したお客さんは
狩られた獲物と一緒で営業社員にとっては死んだ客だ。
彼らは次の獲物を求めて動き回る。
住宅会社もそのような営業者員の考え方や行動を是認している。
会社にとってはより多くの獲物を狩ってきた社員ほど正しい。
だからお客さんに愛情を持ち得ない会社が多い。
「一生に一度の高額な買い物」それがお客さんの思いだ。
「高額でも一生に一度しか付き合わない客」それが営業社員の思いだ。
「一生に一度の高額な買い物だから
住まわれてからも守っていかなければいけない物であり
お付き合いを続けていかなければいけないお客さん」私の思いだ。
そんな思いの営業社員はほとんどいなかった。
だから私は営業社員を信じないし採用しない。
今日、先月お引渡しをしたK岡様邸でバーベキューがある。
小中井君と棟梁と私とが誘われている。
嬉しくて楽しみな事だ。