ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「少人数で頑張っている
倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日、今日と小中井君と現場回りをしました。
住宅営業の頃はよく現場に行ったものです。
営業は間取りプランと資金計画と
新築請負契約の締結までが仕事で
それ以降は現場監督の仕事です。
その監督が余り信頼できなかった。
営業というのは契約される前に
お客さんから選別されているわけです。
「この人なら大丈夫だ」と感じさせるものが
営業になければ契約など頂けません。
ところが監督は契約をされたお客さんを
振り分けられて担当になります。
お客さんの趣味も心情も性格も生き方も
何も知らなくて担当するわけです。
お客さんも営業の時と違って
「家を造ってもらうのだ」という思いから
監督には少し低姿勢になる。
多くの世間知らずで無神経な監督は
それが分からず少し居丈高になる。
この当たりからボタンの掛け違いが始まり
クレームが発生してトラブルになる。
そんな場面にどれだけ遭遇してきたことか。
だから私はお客さんを監督任せにできなかった。
私が営業・設計・工務を他人任せにしない会社作りを考えたのは
せっかく大金を使っての楽しいはずの大切な家造りが
トラブルが原因で「嫌な思い出」になってしまうのが耐えられなかったからです。
会社を作り小中井監督と二人三脚で
家造りをして良かったと思うことは
小中井君が「家造り」を監督としての自分への
「思い出作りの家造り」として捉えているからです。
だから小中井監督にとって
一軒一軒の「工事キー」が
捨てられない勲章なのですよ。