ただの相談役 気まぐれブログ

ならぬものはならぬのです
201301.24

こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店 ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

櫻井よしこさんの「日本人の魂と新島八重(小学館101新書)」
を昨日一日で読了しました。

幕藩体制の中で
「私の好きな藩を三つ上げろ」
と言われたら
土佐藩・薩摩藩・会津藩
と躊躇なく答えます。

土佐藩は母方の両親の出身地だからです。

薩摩藩は武張ったところが好きです。
関ヶ原の戦いに
西軍として参加した島津が
西軍の壊滅の後に
前進しながら退却して行く
その潔い精神が
薩摩藩には幕末まで
流れていました。

会津藩は凛としていて清潔で
「義を見てせざるは勇なきなり」
といった藩風に引かれていました。

桜井さんの本で
会津藩校・日新館の教えを知りました。
1、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
2、年長者にお辞儀をしなければなりませぬ。
3、虚言を言うてはなりませぬ。
4、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
5、弱い者をいぢめてはなりませぬ。
6、戸外で物を食べてはなりませぬ。
7、戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませぬ。
8、ならぬものはならぬのです。

この教えを読んで会津藩の
佇まいが良くわかりました。

私なども幼い頃は(1~6)の教えは
よく聞かされていました。

(7)は流石に言われませんでしたね。

でも私が一番感心した教えは
(8)の「ならぬものはならぬのです」ですね。
今の大人で子供たちにそのように断言して
教えられる自信のある人が幾らいるでしょう。

やはり会津藩は凛とした藩でした。

執筆者:中井勝人
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