ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日17時に『相談がある』と来られたSさんご一家は
10年前に家をお建て頂いた方です。
お母さんと二人の娘さんで来て下さいました。
相談というのは玄関ドアの鍵が
バカになってきているので
交換をしてもらいたいと言う事と
外構をする気になったので
見て欲しいと言う事と
次女さんのトロフィーやカップを
置く棚を作りたいと言う事でした。
棚などはうちにある材料でよければ
婿がすぐに作ってくれますので
お安い相談で
月曜日以降に業者を連れて
お伺いすることとなった。
そんなことよりも
このSさんご一家と会える喜びは
私が遠慮なくズケズケと話をしても
3人がゲラゲラ笑いながら
会話を楽しんで下さることだ。
「家を建て替えたいんだけれど・・・」
「何を言っとるんですか・・
もったいない。
そんなお金があるんだったら
老後のためにとっておきなさいよ。
もういい年なんだから・・・」
そのような言い方で話ができるものですから
少しも肩がこらないのです。
しかし家の間取りプランの時には手こずりました。
三者三様の考えがあって
それぞれの主張する間取りを
図面上だけでも見てみたいというのですから
何枚の間取り図面を書いたことか・・・
図面A-1から始まり
基本的な物が変わらない場合は
A-2・A-3と続くのですが
基本的な間取りが変わった場合には
B-1とアルファベットを変えて行ったのです。
契約を頂いた時にはM-8になっていましたからね。
「それでもねえ、中井さん
お母さんはベランダを『ロの字型』に付けてもらえなかった
『コの字型』で良いと中井さんに我慢させられたって
今でも言ってるんですから・・・」
「まだ言っているんですか・・・この贅沢の者が・・・」
家をお建て頂いたお客さんに訪ねて来てもらい
ノホホンと昔のことを思い出し
言いたいことをズケズケ話し
笑い合っていると
時間も忘れますよ。
住宅営業をして来た者の至福のひと時でしょうね。