ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

「おかやま雑学ノート」　　　赤井　克己著・吉備人出版
という本の中に
『地中海マルタ島の旧日本海軍墓地に参拝した』話が
書いてありました。

日英同盟発効中の
第一次世界大戦中
ドイツ潜水艦Ｕボートの攻撃から
連合国の船舶を護衛するために
イギリスの要請で
日本政府が駆逐艦１２雙の
特殊艦隊を地中海に派遣した話です。

記録では
出動した回数３４８回
護衛した船舶７７８雙
護衛した人員約７５万人
潜水艦との交戦３０回余

撃沈された英輸送船の人員約１８００人を
魚雷攻撃にさらされながら救助したのをはじめ
地中海を横断する輸送船を完璧に護衛して
連合国側から絶大な信頼を得たといいます。

しかし、犠牲者も出ました。
オーストリア潜水艦の魚雷攻撃で
駆逐艦「榊」が大破して
艦長以下５９人が戦死したのを含め
戦死は６６人
戦病死まで数えると７８人が
犠牲となったと言います。

その墓地がマルタ島の
南東カルカーラの
英海軍墓地内にあり
墓碑には
「大日本帝国第二特務艦戦死者之墓」
と刻まれていると
本には書いてありました。

湾岸戦争の時の日本政府の対応と
天と地ほどの違いです。

同盟というのは双務的なもので
片務的な日米同盟はいびつですね。

今年はスイセンの花付きが悪いと思っていたのですが
花が咲くと奥さんが切ってアチコチに飾っている為だと分かりました。

玄関の下駄箱の上の八重と黄色のスイセン。

奥さんに言わせると花の大きなスイセンは重くて、すぐに倒れるので
切花にしてる方が長く楽しめるらしいです。

私の好きな「ピザ・ガール」の人形も一役買わされていました。

重い話を書きましたので、スイセンと人形で気分転換です。