ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
「アンタ知ってたか?」
昨日の夕食時に母が
突然切り出しました。
「お隣との間の溝(みぞ)に
赤や白のメダカが
ウジャウジャ泳いでいたで」
今朝 早速見に行きました。
北隣りとは幅10センチの
U字側溝の真ん中が
敷地の境界に
なっているのですが
私方は高さ1メートルの
コンクリート塀を
側溝から引いて立てており
掃除などは
隣家まかせなので
覗くのも遠慮です。
それでも覗いてみると
「ウジャウジャ」は大げさですが
緋・白・楊貴妃それに光まで
数匹が泳いでしました。
去年 子メダカの時に
ケージの掃除などの過程で
排水と一緒にU字側溝に
流されたのが
成長したのに違いありません。
これをそのままにしておいてはいけません。
万が一用水に流れ込んで
自然のメダカとの間に子供ができると
自然のメダカのDNAを破壊することになります。
捕虫網を持ってきて
捕ろうとしました。
しかし何分
我が方のコンクリート塀が高さ1メートル
U字側溝は我が方の地面より
さらに50センチ下に埋められており
捕虫網をいっぱいいっぱいに伸ばして
上手にあやつるのがむつかしい。
こんな時には
時間のたっぷりある母を
その気にさせることです。
「お袋さん 網あったわ」
起きて来た母に
そう言うだけで良いのです。
私は捕りません。
8時の出勤時に門を出て
隣りとの境界を見ると
母が塀にすがりつき
網を片手にジッと固まって
U字側溝を覗き込んでいました。
こん回のような場合
母は本当に
こちらの期待どうりの行動を
とってくれます。
休み休みでしょうが
一日に何回もU字側溝を覗き込み
一匹残らずゲットするまで
母は止めないはずです。
現に午前中に白を一匹ゲットしています。
「どこにおるん?そのメダカ」
「そこの水槽に入れといたわ」
「そこに入れたらあかんがな
子メダカを増やしてるケージやがな」
「私には何も見えへん
何もおらんと思たんやし」
子メダカが見えないのは老眼のためで
5個も6個も水だけ張って
ケージを置いておく馬鹿はおりません。
このようにするのも織込み済みで
出勤前に網をもつ母の姿を見た時に
(水を張ったバケツでも持っていこうか)と
一瞬考えたものの
(まぁーすぐにすぐ捕れやせんだろう)と
タカをくくった私が悪かったのです。
しかし まぁーホント 分かりやすい母の性格です。
これで2~3日かかって目的完遂するまでは
北の濡れ縁とテラスの間を
元気に行ったり来たりすることでしょう。
「起きたけど 寝るまでとくに 用もなし」(シルバー川柳)
からは免れた訳です。