ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

林の『萬屋』さんに久しぶりに行ってきました。
Ｋ様邸のお引渡し以降お伺いすることもなく
後藤さんが千夫婦の影のキューピットにもかかわらず
ご無沙汰をしてきましたが
久々に会っても気持ちの良い人とは
話が弾むものです。

昨年お亡くなりになった丸谷才一さんに
「男のポケット」という楽しくて含蓄の深いエッセイがあります。

私は後藤さんとお会いするたびに
「この方はたくさんのポケットを持っておられる方だ」
と　知りもしない丸谷才一さんとかぶせて感心させられます。

私より幾分年上ですが
多趣味で多芸な上に
頭が良くて努力家です。

50歳を過ぎてから
宅建主任者・建築士の免許を取得され
誰にも教わらず　今では　I　パットも
自由自在に駆使されており
「中井さん　これからは英語がわからなくちゃ」
などと言いながらスピードラーニングを聞いておられる。

私なんかスピードラーニングの
外人の話す流暢な英語を聞きながら
（長嶋さんが初めてアメリカに行った時
『アメリカはすごいなぁ
小さな子供まで英語をしゃべっている』
と驚いたという逸話）を思い出していました。

お話をする方が
ポケットの多い人
引き出しの多い人
いいですね。

今日も後藤さんの明るい饒舌に
耳を傾けて相槌を打ちながら
頭の中でイングリッシュから
トニングリッシュという言葉が浮かび
（トニー谷というソロバン片手に
珍妙な英語を話す芸人がいて
『アベック歌合戦』という番組で一世を風靡したなぁ
トニー谷が「ざあます　ざあます」というものだから
東京の山手の上流夫人が
ざあます言葉を話さなくなったと言うなぁ）
などと自由に頭を遊ばせていました。

後藤さんの話には
何故かはわかりませんが
聴いている者の脳を刺激して
活性化させる力があるんですね。

いやぁ　楽しく有意義なひと時でした。

木村社長とお話ができなかったのが
少々残念でしたがね。