ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
今朝は犬たちとの散歩に行きませんでした。
アズキもミントもあまりの雨足の強さに
尻込みをしてしまって
私の姿を見ても
近づいて尾っぽを振る仕草をしませんでした。
次女夫婦と一泊留まりの旅行をした朝と今朝
今年二度目のサボタージュとなりました。
犬たちが散歩に行かないならと
4時に寝室に戻り
本を読もうとして寝入ってしまい
目が覚めると7時でした。
4日間で4冊の本を読み
目が疲れていたのかもしれません。
夢一つ見ないで
こんなによく眠ったのは
いつ以来のことでしょうね。
頭の芯の凝りのようなものがほぐれて
空っぽもなったような感じがします。
中学三年生の冬休みに
山岡荘八さんの「徳川家康」の
1巻から20巻まで(全26巻完結にはなっていなかった)
を買ってもらい
食事の時以外は本を手放さず
4日間で読み終わり
そのあと一昼夜
コンコンと眠り続けて目覚めた時の
感覚を思い出しました。
あの頃は視力も
2,0と良かったのですが
本を読みながら目の奥に
痛みを感じたものです。
この度はそのような症状はなかったのですが
老眼となって老眼鏡をかけての
読書はそれなりに目が疲れます。
そして
中学生の頃と今での違いの最たるものは
本の内容についての記憶です。
読んだ4冊の本の内容の
半分近くは忘れています。
光視症や飛蚊症を抱えての読書ですから
内容まで完璧に覚えておこうなどとは
烏滸(おこ)がましい事なのでしょう。
『目には蚊を 耳には蝉を 飼っている』
とシルバー川柳にもありました。
中学生の頃は
鏡も私に優しかった。
今や毎朝髭を当たる私に
鏡は酷いものです。
その代わり2,0あった視力が
老眼で霞んでしまって
鏡に映る自分の顔さえぼやけて見える。
若さを失い
視力も衰えた代わりに
醜くなっている自分を
はっきりと見なくても
済むようになった。
これもある種の
天の配剤なのかもしれませんねぇ。