ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
「嘘だらけの日中近現代史(倉山 満・扶桑社新書)」を読み終わり
「中華人民共和国は内乱で崩壊する」という私の考えが
間違いではなかったと確信しました。
「この本の題名がいきなり嘘です」と
著者は初めから切り込みます。
第一節 中国史は繰り返す
一、新王朝、成立
↓
ニ、功臣の粛清
↓
三、対外侵略戦争
↓
四、漢字の一斉改変と改竄歴史書の作成
↓
五、閨閥、宦官、官僚など皇帝側近の跳梁
↓
六、地方軍閥の中央侵入
↓
七、一へ戻る
著者は中国史はこの過程の連続で
いまだに近代と呼べる歴史を持っていないと
看破します。
私も「中国の歴史」の本を何冊か読んでいますが
「おんなじ事を繰り返してるな」という
感想を抱いていました。
その上に、たて前は儒教の国で
進歩を否定しているのですから
どこを切っても同じものが出てくる
金太郎飴のような歴史になってしまいます。
「中国に『近代』などありません。
あるのは、独裁の古代と殺戮の中世だけです」
著者はそのように言い放ちます。
中国には「清官三代」という言葉が有り
「どんな清廉な官僚でも
賄賂をためこむことによって
孫の代まで贅沢ができる」
という意味だそうです。
「賄賂を取る清廉な官僚」が
今も昔もいるのです。
変わらない国ですから
聖徳太子のように一線を画して
付き合い方を考え直したほうが
賢明だと思います。