ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食(かたい)となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
室尾犀星さんの詩ですね。
大学生の頃
東京で一人暮らしをしていて
よく口ずさんでいました。
婚外子(被嫡出子)の遺産相続の権利が
嫡出子と同じだと最高裁判所が
認めたと朝刊に書いてありました。
当然だと考えます。
そして「ふるさとは」が
頭に浮かんだところで
『編集手帳』に目を移すと
「ふるさと」の事
室尾犀星さんの事
に触れた内容でした。
室尾犀星さんは非嫡出子でした。
「不倫の子」と後ろ指をさされたといいます。
その複雑な生い立ちが
「ふるさと」の哀切な調べとなったのでしょうね。
非嫡出子と嫡出子の
遺産相続の権利が
同等になっても
後ろ指を指される事が
無くならないかもしれません。
法律上の差異がなくなるのは
当然のことだと考えます。
「奥さん以外の女に
子供のおる奴は
頭痛いやろうなぁ」
新聞を読み終わった時に
起きてきた奥さんに
新聞一面の記事のことを話しました。
「そんなんおかしいじゃん。
結婚も浮気も一緒ということ?
お父さんも頭が痛いん?」
「ちょっとな」
「ちょっとってどういうこと?
どこにいるの。その子?」
「冗談やがな」
「いいや、その顔は冗談やない・・・」
という訳で
早朝、事務所に来てしまいました。
この手の冗談は
うちの奥さんには
通用しないのです。
「趣味は子造り 特技は離婚」
と何気なく言った時も
えらく怒っていましたからね。
「口は災いの元」ですよ。