ただの相談役 気まぐれブログ

ガラストップコンロ対IHクッキングヒーター
201310.13

こんにちは
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

この間来た友人とキッチンリフォームの雑談をしていて
電化住宅にしてIHクッキングヒーターにするのが良いのか
キッチンはガスコンロを使用するのが良いのか
尋ねられました。

パンやケーキを作るのを
趣味とされている主婦には
ガスコンロ支持者が多いようです。

煮炊きをする時にIHとガスとの絶対的な違いは
鍋釜の中の煮汁に上下対流が生じるか否かです。

IHは対流が生じません。

そのために天ぷらを揚げていても
天ぷら油の対流がなくて
天ぷら鍋のまわりに
油の粒子が飛び散り
キッチンを汚すことがないのです。

ガスは対流が生じます。

魚の煮付けなどで
場所を変えたり
魚をひっくり返さなくても
落し蓋などをしておいて
コトコトコトコト煮上げると
魚全体に味がしみ込んでいます。

私は食いしん坊ですから
ガス・電気 両方のデモンストレーションで
お料理を食べてきました。

IHは天ぷら料理から入り
煮物・焼き物料理が出てきて
鉄鍋でご飯の炊き上がる
時間の速さの説明がさらりとありました。

ガスは煮物・焼き物料理から入り
天ぷら料理はありませんでした。
御飯は炊ける速さではなくて
炊き上がった米粒が
立っている状態を見せられました。

「ガスだとご飯が美味しく炊きあがります」
との説明でした。

これこそが対流のなせる技なのです。

『初めチョロチョロ中パッパ
赤子泣いても蓋取るな』
これがお米の炊き方です。

『中パッパ』で鍋を強い火力で煮立たせると
鍋の内部のお湯が激しく上下に対流します。
米粒もお湯の対流に誘われて上下に動きます。
米粒はくぼみのある方が重いので
お湯がなくなる頃には
米粒はくぼみのある重い方を下にして
「ご飯粒が立っているような状態」で
炊き上がっているわけです。

「美味しく炊き上がってる」のではなくて
「形の良い米粒が立つように炊き上がってる」のです。

形の良い米は価格も高く
当然美味しいでしょうから
「美味しく炊き上がってる」ことに
間違いはありませんけれどね。

IHクッキンクヒーターにするのか
ガス(ガラストップコンロ)にするのか
お付けになる方の考え方一つですよ。

執筆者:中井勝人
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