ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
今年は実家の渋柿が豊作でした。
大げさに聞こえるかもしれませんが
1000個ばかり実がなりました。
3年ぶりでしょうか。
チェーンソーで枝を払いながら
奥さんと実をもぎりました。
「お父さん 全部の柿を取っちゃいけんよ。
お礼のために一つは置いとくもんよ」
全部の枝を払い落とそうとしたら
奥さんに注意をされました。
「『木守り』って言うんじゃから・・・・・」
【木守り】(きまもり)
来年もよく実るようにという祈りをこめて、
わざと木に一つだけ残しておく果実。
果実の木の実を取り入れてしまわず、
一つだけ残す風習は昔からあって、
最後に残した実のことを木守りと呼びます。
来年もまた沢山の実をつけてくれるように
という願いを込めた行事だといいます。
*木守りは「木名乗り」か「木名残り」か?
木名乗り(きなのり)は、裸木になって
何の木なのかよく分からなくなってしまいますが、
こうして実が残っていれば
この木が何の木なのかすぐに分かります。
それはまるで、木が 我こそは柿の木成り と
声高々と名乗りを上げているようだと言うものです。
木名残り(きなごり)は、
実を実らせる季節が過ぎても
その季節の名残を
最後に残った実が
留めていると言う意味のようです。 日刊☆こよみのページ2007/11/25号
うちの奥さん シャレた言葉を教えてくれました。
実家の軒下に吊るした渋柿の一部
皮をむき
熱湯に少しの間晒した上で
吊るすと
柿の表面がサラサラとして
変なカビがつかないで
正月用の
良い吊るし柿ができます。