ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
「人生の観察(吉村昭 著・河出書房新書)」
を読んでいます。
「・・・・・のために」という章に
私の常々考えていた事が
書かれていました。
書き出しから引き込まれます。
菩提寺の住職が、こんなことを言った。
「偽という字は、ニンベンに為と書く。人の為に仕事をするということは、偽りの行為である。自分の心に恥ずかしくないような仕事をし、誠実に生きれば、結果的に他人の為にもなる。」
これは、真理である。私のように文筆を業ととする者も、読者のためや批評家のためになど仕事をしても、そこからは偽りの作品しか生まれ出ない。それならだれのために作品を書くのかと言えば、それは自分のためにである。自らの心に恥ずかしくないようなもの書こうと、ひたすら願うのである。
そうなのですよね。
仕事っていうのは
最終的には
自分のために
するのですよ。
自分のプライドのため
自分の矜持を保つため
良い仕事をするのですね。
それが人の為になれば
それほど
幸せなことはありません。