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こんばんは。

千です。

昨日は、日曜日でお休みだったので
大阪まで詩吟の大会に参加してきました。

初めての大阪の大会。

岡山の大会と違って、参加者もレベルも
多く、高くなる大阪。

朝10時の合吟からはじまって、
夕方の５時まで、５会場で、独吟、連吟、和歌の
競吟が行われました。

暇だったら本を読もう、と思っていたのですが、
同じ教室の方や上級者の方の吟を聞きに回っていたら、
あっという間に１日が終わりました。

私が出たのは、新人の部。

出場者32名の中で
準優勝という有難い結果でした。

大阪の大会では
声のでている元気な吟が評価される、
と聞いていたので、
とにかく、音を外すことを恐れず
岡山に届け、と思いながら
大きな声を出してきました。

吟をしている間、楽しかった。

それに、大会にでると３位ばかりだったので
２位に繰り上がり、嬉しかったです。

上級、最上級者になると、
６人だけが決勝者に選ばれ
みんなの前で吟を発表します。

出る人も、７0人、80人と多く
その中でのファイナリストですから
みなさん、とんでもなくお上手。

特に、最上級者は、
４行詩から８行詩になり
一人で吟をするだけでも大変。

だけど、こんな大勢の人の前で
上級者として詩吟ができるなんて、
気持ちがいいでしょうねぇ。

40年後、大会自体あるかどうか疑問ですが、
いつか自分もこの舞台に立てたらいいなぁと思います。

信じられないぐらいの緊張のようですが。

うまい下手ではなく、いい吟には
その場の雰囲気を変える力があります。

ざわざわとした空気がピンとなり、
（年配者は、人が吟をしていてもおかまいなしですから）
みんなが耳をかたむける。

年寄りくさい趣味ですが、
音楽といえば音楽。

私なりに、人の気持ちを揺さぶる吟というのを
コツコツと追求していきたいと思います。