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競吟大会の結果
201307.22
こんにちは。
土曜日から左肩が痛くて、首が回らない千です。
借金じゃないだけ、良しとすべきか…。
どちらにしろ、辛いです。
親不知、蕁麻疹ときて
後、何がくるかなぁと思っていたら
左肩に激痛。
それも、ピークが日曜日で
詩吟の大会。
起きて、立つのも辛くて
動くときは上半身固まったままなので
「能の人みたいじゃなぁ」と片岡さんに笑われて。
左の方向に向けないから車の運転もおそるおそる
痛みをおして、大会に行ってきました。
それでも、舞台というのは、本当にすごいですね。
きっと、緊張でアドレナリンが
これでもか、というぐらい出るのでしょう。
舞台に立って、スポットライトの光を浴びていると
首なんて、全く痛くない。
とりあえず、思い切り、やりました。
70代のHさんと吟ができることに感謝しながら。
今回の連吟は
忠義桜で有名な「児島高徳」
演歌や歌謡曲と違って、
思いを込めるのが難しい漢詩ではありますが、
情景や高徳の気持ちを思って吟じました。
終わった後は、アドレナリンの魔法が消え
肩は痛いし、肩の痛みが頭や腰にも来て痛いし、
お腹もズキズキしだすし、
親不知も奥でミシリミシリと痛みを発してて、
とにかく「体が痛い」
燃え尽きた矢吹ジョーみたいな気分でした。
そして、連吟ばかり力を入れていたけれど、
実際は、その後教室の女性みんなでする合吟あり。
月夜にホトトギスの声を聞いて作った「舟中 子規を聞く」を
気合入れてなんとかやり終えて、ホッ。
お昼休憩の後は、和歌と今年から始まった俳句があり、
最上級者の吟があり、新しい吟の練習をみんなでして大会終了。
結果は
連吟が4位。
(出場16組中)
合吟が準優勝
(9組中)
でした。
連吟は、今までで一番練習したので
正直もう少し上の順位がほしかった。
それでも、2段の私が、5段、6段の方たちがいるレベルで
初めてペアを組んだ方と4位なんて、頑張った方なんでしょう。
(ペアを組んだ方は4~6段の上級者の方)
優勝した方も「児島高徳」をされていたので
何がどう違っていたのか、また先生に教えていただこうと思います。
そして、Hさんがお元気な間は
ずっと一緒にさせていただけたらなぁと思います。
今回、下手な私が出だしをさせていただいて、
練習中、他の人たちから、「代わったら?」と言われてましたが、
「片岡さんなら」と信じてくれたHさん。
大切な出だしに、途中にある「天空」
「3段上げ」から「引き落とし」になる「突撃」と呼ばれる吟法は
どれも私の方にあり、吟の中の大きな見せ場なので
上手なHさんがする方が良かったのだと思いますが、
私にさせてくださいました。
今回、必死に練習して、自分の吟が少しだけ良くなったのを実感したので
これからもHさんと、優勝目指して頑張りたいと思います。
執筆者:片岡千尋