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風立ちぬ
201308.01
「風立ちぬ」を観ました。ジブリ映画を独りで観たのは、初めてです。
人を誘ったら「ジブリに興味ない」とバッサリ。
ジブリ初の実在する人物を描いた作品、とか
ジブリ初の大人向け恋愛映画、とか
ジブリさんのいろんな初めてに、のっかって
初めての１人ジブリ映画。
面白かったです。
今までの子ども向けのジブリ映画の要素を残しつつ
恋愛も描いているので、でもそんなこと今までなかったから
不思議な感じ。
あまり書くとネタバレしてしまうので、
ストーリーはおいといて。
ずっと残っていたのは音ですかね。
自然の音、飛行機の音が、
生き物のように聞こえてきて、
これもまた不思議でした。
（人の声らしいです。どうりで）
飛行機に、そんなに興味があるわけではないので
ちょっと退屈かなと思ったこともありましたが、
終わってみれば、いい映画。
「生きねば」ですね。
「力を尽くしてなせ」ですね。
身に染みるなぁ。
考えてみれば、子供時代は
「トトロ」「魔女の宅急便」などでジブリを楽しみ
中学３年生のときに「耳をすませば」を観ることができ
大人になって結婚してこの「風立ちぬ」。
「千と千尋…」では、偶然にも「千尋」を題名にしてもらうこともでき
（ジブリ史上もっとも無愛想なキャラらしいですが）
タイミングよくジブリを楽しむことができて有り難い限りです。
執筆者：片岡千尋
