ただの相談役 気まぐれブログ
35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマ。
朝のタントとの散歩で星空を眺めながら歩いていると
自然自然に口の端にメロディ―が浮いてきました。
月なきみ空に きらめく光
ああその星影 希望のすがた
のぞみは果なし はるけきかなた
いざその星影 きわめも行かん
雲なきみ空に 横とう光
ああ洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる はるけきかなた
いざその星の界 きわめも行かん
「星の界(よ)」という唱歌です。
星影やさしく またたくみ空
仰ぎてさまよい 木陰を行けば
葉うらのそよぎは 思い出さそいて
澄ゆく心に しのばるる昔
ああ なつかしその日
さざ波かそけく ささやく岸辺
すず風うれしく さまよい行けば
砕くる月影 思い出さそいて
澄ゆく心に しのばるる昔
ああ なつかしその日
「追憶」という唱歌です。
私ほど見やすい人間は居ない様に自分でも思います。
昨日、車を転がしながらCDで聞いていた唱歌が
散歩の時にそのまま口をついて出てくるのですから
本当にすぐに何にでも影響を受ける男ですよ。
しかし
このような唱歌のメロディーを
憶えているのは祖母のお陰です。
こういう唱歌は母方の祖母が
私に歌ってくれていた物です。
彼女はハーモニカも上手で
どのような曲でも弾く事が出来ました。
私は彼女の40歳の時の初孫で
それこそ眼の中に入れても痛くないほどに
溺愛されました。
唱歌もほとんどが彼女に教わったものです。
幼児の頃に頭の中に入りこんだ物は
何時までも忘れずに何かの折に
想い出す物です。
今朝の散歩はその様な散歩でした。