ただの相談役 気まぐれブログ
35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。
今朝
会社に行くと
注文していた本が3冊来ていました。
「天才(石原新太郎 著・幻冬舎)」
【帯】
反田中の急先鋒だった石原が、
今なぜ「田中角栄」に
惹かれるのか。
迫真のノンフィクションノベル
家族とは何か?
成功するとはどういうことか?
女は男にとってどんな存在なのか?
【帯裏】
幼い頃から身につけた金銭感覚と
類希なる人間通を武器に
総理にまで伸し上がった男の知られざる素顔
石原新太郎が田中角栄に
成り代わって書いた衝撃の霊言!
……………………………………………………………………………………………………………………
「蘇我氏の古代(吉村武彦 著・岩波新書)」
【帯】
繁栄を極めた蘇我氏は
何故歴史から
姿を消したのか?
【帯裏】
蘇我氏とは、何であったのか。
どのような政治力を持っていたのか。
・・・・・・蘇我氏の時代は
日本の国のかたちを整えていく上で、
人の一生における青年期の初期に
たとえることができるだろうか。
(本書「エピローグ」より)
「蘇我氏――古代豪族の興亡(倉本一宏 著・中公新書)」
【帯】
最強豪族の栄光と没落
権力掌握、
大化改新、
そして
平安末期まで
【帯裏】
大化改新の後
いかに生き延びたのか
蝦夷・入鹿父子は六四五年の乙巳(いっし)の変で討たれたが、
蘇我氏は滅亡せず、以後も国家権力の中枢に位置した――。
稲目を始祖とした馬子、蝦夷、入鹿の四代はいかに頭角を現し、
大臣として国制改革を推し進めたのか。
大化改新後、氏上となった倉麻呂系は壬申の乱へとつづく激変の
時代をどう生き延びたのか。
天皇家を凌駕する権勢を誇った時代、さらに平安末期までを描き、
旧来の蘇我氏イメージを一新する。
私は昭和・日本の天才として
いつも頭の片隅に三人の人物を
想っています。
歌手の「美空ひばり」さん
スポーツ選手の「長嶋茂雄」さん
そして
政治家の「田中角栄」さん
好きだとか嫌いだとか
善い人だとか悪い人だとか
そんな
他人の感情の埒外に存在する人
それが天才で
三人はまさしく天才だと考えています。
そんな時に
石原新太郎さんが「天才」を
執筆されたら買ってしまいますよ。
二冊の蘇我本は
同じテーマを扱いながら
書き手の視点によって内容が
どのように違ってくるかを知りたくて
買ってしまいました。
ほぼ同じ時期に出版されたことで
一層の興味を惹かれました。
今回は新書本の到着を
心待ちにしていました。
それは
本の内容だけではなくて
新書本のカバーに
使ってみたい紙が
手元にあったからです。
K島さんが京都土産で下さった『とらや』の
羊羹の詰め合わせを入れた手提げの紙袋。
その紙袋をカバーにして
新書本を読みたいと
思っていたからです。
私の感じるところですが
和菓子の包装紙や
手提げの袋は
和紙っぽい手触りの物が多く
強さや粘りもあって
本のカバーにすると
本が読み易くなるような
手触りになるのです。
『とらや』の手提げの意匠は
知る人は知る・・・で有名です。
是非
ブックカバーにして
新書本を読むときに
使いたかったのです。
このように
気に入った紙をカバーにして
本を読むのも
私の密やかな愉悦なのです。