ただの相談役　気まぐれブログ

ユーリン・ホームの家は発泡ウレタン注入断熱を採用し
長期優良住宅仕様を標準仕様にした家です。

昨日は
Ｋさんが築後5年の家を見させて下さり
家で教えておられるポーセラーツの
体験学習会まで催してくださいました。

「建てて下さったお客さんの家を見せることなど
建ててくれたお客さんに悪くってできませんよ。
どの家もお引渡がすむとお客さんの物ですし
いつもキチンと片付いている訳でもないですし
お客さんの家を見ないでもよいように
わが社は展示場を建てているんですから・・・」

この間
事務所に来られた方が雑談の時に
何気なく話された言葉です。

会社が建てた家を見せてほしいというと
その様に返事をする住宅会社が
多いと言います。

『理屈と膏薬はどこへでも付く』

住宅会社を経営していて思います。

会社が見せてほしいと思う家なら
いつお建てになった家でも
誰をお連れしても　
前もって言っておけば
家の中を見せて頂けます。

３ヶ月４ヶ月かけて
（商談の期間も入れれば
半年一年は普通です）
家造りをするということは
言葉に出来ない濃密な時間を
施主さんと共に過ごすということで
お引渡の頃には思い出が満ち溢れ
同志的な結ばれ方をしてしまっています。

そして
お引渡をしてからの交流があります。

もう
半分以上身内意識で
付き合っていますから
知り合いを連れて訪問しても
訪問時間が分かっていたら
家に入れるのを拒む方など
絶対にいらっしゃいません。

建てさせて頂いた家を
連れて行く人に見せて頂けない建築会社は
どこかで施主さんとの家造りのやり方を
間違っていて間違いに気付かない会社でしょう。

「ワタシはお客さんの家をお建てしながら
『また　この地域に展示場ができる』って
思っているのですよ・・・嬉しくってしょうがないですよ」

これから２０年３０年とお付き合いをしていく
身内ができたと思っているのは確かです。