ただの相談役 気まぐれブログ

神話の力 
201602.18

ユーリンの家は発泡ウレタン注入断熱を取り入れ
長期優良住宅を当り前の標準仕様にしているのである。

ちょうど読む本が途切れた時に
注文していた本が配達されました。

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『神話の力(ジョーゼフ・キャンベル 
ビル・モイヤーズ 著
飛田 茂雄 訳・早川書房)』

世界中の民族がもつ独自の神話体系には
共通の主題や題材も多く、
私たちの社会の見えない基盤となっている。
神話はなんのために生まれ、私たちに何を
語ろうというのか?
ジョン・レノン暗殺からスター・ウォーズまでを
例に現代人の精神の奥底に潜む神話の影響を
明らかにし、綿々たる精神の旅の果てに私たちが
どのように生きるべきか、という問いにも答えていく。
神話学の巨匠の遺作となった驚異と感動の名著。
                        解説/冲方丁

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私は日本が八百万の神々のおわす国であってつくづく良かったと思っています。

『日本書紀』によると、仏教が日本に伝来したのは飛鳥時代、552年(欽明天皇13年)に
百済の聖明王により釈迦仏の金銅像と経論他が献上された時だとされています。

では
仏教がすんなりと我が国に受け入れられたかというと
神道派の物部氏や中臣氏と仏教派の蘇我氏との争いなどもあり
仏教が受け入れられるためには物部氏が滅亡するような犠牲も
払われました。

しかし
仏教が受け入れられたために神道は省みられなくなったかというと
平安時代になると本地垂迹のような考え方が現れて
神仏習合がごく普通に一般的になって行きました。

この辺りが
日本人の優柔無碍のところで
曖昧といえば曖昧 懐が深いと言えば懐の深い
日本人の可笑しみのある宗教観です。

過去の宗教戦争を
今も起こっている宗教対立を
考えるとき
一神教の信者が他宗派の者を
いかに酷く扱えるかを誰もが知っています。

日本人ならそんなことはしない
と感じることが多々あります。

私が日本人でよかったと思うのは
私が日本教信徒だからなのからでしょうか・・・?

執筆者:中井勝人
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