ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
4月になってあちらこちらで
コイノボリを見るようになりました。
倉敷は地方都市だけあって
敷地の広い家が多いですなァ。
コイノボリは武家社会からの
風習だといいます。
室町の頃から
男児の出生を祝って
端午の節句に
旗や幟(のぼり)を飾る
風習がありました。
江戸時代になると
経済力をもった商人が
武士に対抗し
「鯉が滝を昇って龍に成る」という
立身出世の故事にならって
旗や幟を鯉に代えたのが
コイノボリの由来です。
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写真は粒江のK部さんのお宅のコイノボリです。
吹き流しの下に
黒鯉(父親)・赤鯉(母親)・青鯉(子供)の3匹の鯉が連なって
風を受けて元気に青空を泳いでいました。
吹き流しは家族全員の魔除のために飾られています。
江戸っ子は 五月の鯉の 吹き流し
口先ばかりで はらわたはなし
心がさっぱりとしていてわだかまりが無いことととるか
口先だけで胆力が無いことととるか
この句の難しい所です。