ただの相談役 気まぐれブログ

『カラス寝入り』で『カラスにつままれる』 
201605.30

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

昨日の昼食後 
来店予定のお客さんを待つ間
実家で
ウツラウツラと午睡していますと
千からの電話。

「お父さん・・・カラスがもがいているんで・・・
すぐに事務所に来て下さい」

実家から事務所に行く間にも
事務所上空を3羽のカラスが
ガーガーと鳴きながら
飛びまわっている
少し異様な空気感がありました。

事務所に行くと
千が駐車場の隅で
お隣を覗きこんでいました。

隣家は空き家でその庭で
カラスが仰向けに倒れていました。

karasunosottou.jpg「ワタシが事務所に来たら
カラスがカーカー騒いでいて
そっちを見るとカラスがいて
そのそばに
倒れているカラスが
いたんですよ。
まだ生きてるでしょ・・・?
お父さん・・・
何とかしてやって下さいよ」

「嫌じゃ」

私は即答しました。

なるほど
まだ生きているようで
目をシロクロしていましたが
体は固まっていました。

血は流れていませんでしたので外傷はなさそうでした。

上空に3羽のカラスがいるということは
雌を争っていたのか テリトリー争いをしていたのか
雄どうしが競い合って誤って地上に落ちたのではないでしょうか。

いずれにしても放っておくことにしました。

ところが
雨が降り始め隣家の庭を見に行くと
そこにカラスはもういませんでした。

あれは『タヌキ寝入り』ならぬ『カラス寝入り』で
私たちは『キツネにつままれた』のではなくて
『カラスにつままれた』のでしょうか???

下の写真は佐藤圭一先生に描いて頂いたガマの絵です。
satoukeigama.jpg

執筆者:中井勝人
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