ただの相談役　気まぐれブログ

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

我が家のスモモの木に実が生った時のブログで
『李下に冠を正さず』という故事のことを書きましたが
そのときは実の成っている場所の高さを
冠をいじって取れる場所に実が成っていれば良いのに・・・
と嘆いていたのですが本来の意味は違います。

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『瓜田（かでん）に履（くつ）を納（い）れず
李下（りか）に冠（かんむり）を正（ただ）さず』

ウリの成っている田に入っていったり
スモモの成っている下で冠を直したりして
ウリやスモモを取っているように
疑われるような行為は慎むべきだ。

書道をする人なら誰しも
『瓜田李下（かでんりか）』という故事は
知っていると思います。

桝添という人もしかりでしょう。

桝添という人は
政治資金規正法に精通していて
政治資金は額や支出先を
正確に書いておけば
どのような使い方をしても
不適切だと思われようとも
違法にはならないことを知った上で
お金を使っていたのでしょう。

会津藩校・日新館『什の掟』の中には
一、虚言（うそ）を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
などの掟（おきて）が書いてありますが
締めくくりの言葉は
『ならぬことはならぬものです』
なのです。

人の世には違法ではなくても
犯してはならない
道徳・倫理というものが
存在するのです。

桝添という人を
反面教師にして
晩節を汚さないように
生きて行きます。