ただの相談役 気まぐれブログ

7月最初の月 
201607.01

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

今日から7月です。

カレンダーの月を新しくすることは
特に 先月の暦をビリッ
強く早く破りめくることには
無類の喜びを感じる方なのに
月日の過ぎ去る速さには
我が歳を省みて慨嘆を漏らしています。

我が歳と言いますと
娘の千が私の車の運転の恐怖を
ブログに書いていましたが
7月になり
『禅語こよみ』を改めようとして
6月の禅語を
ブログに書いていないことに
気付かされました。

いつもして来たことを
いつか忘れること。

それも老いなのでしょうかねぇ~
我ながら恐ろしいです。

6gatuzenngo.jpg 

6月禅語
 大津ならやに
    きたりゃこそ
 ふみもなろたよ
      唐うすを 

奉公は大津の奈良屋 米問屋
唐臼踏んで 読み書き憶えた

※六祖唐臼図(留守模様)
 唐臼は六祖碓房修行のシンボル。
 賛は白隠の「小庫の翁」に出るが
 もとは曹洞宗の虎蔵主こと大空玄虎
 (1428~1505)の作という。

〇碓房(たいぼう)・・・米つき小屋
〇留守模様・・・・・・・・人を描かず道具立てで描くこと(5/7・ブログ)

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7gatuzenngo.jpg 

7月の禅語
 しんの心は
    うちとけないで
 他人ふりすりゃ
      なおいとし

他人向き すればするほど なお不憫
真の心は 打ち解けおるに

※挽き臼図
 上の石は心棒を回って
 下の石と打ち解けあって
 ガラガラなるが
 二個の石は決して
 一つにはならない
 なんと不憫なことではないか

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7月の最初の日に
夜空には新月真近かの三日月が
かそけく光っていました。

7gatusaishonotuki.jpg6月29日の予定を
雨天のために
7月2日に繰り延べした
日畑のN波邸上棟が
このまま月夜が続き
無事に終わりますように・・・
また 7日には織姫と彦星が
年に一度の逢瀬を
楽しめますように・・・
と手を合わせて
見あげていました。

高麗錦を 紐解き交わし 天人の
       妻問ふ宵ぞ 吾も偲ばむ

(こまにしきを ひもときかわし あまひとの
       つまとふよいぞ われもしのばむ)

少し昔の事を懐かしむ私がいました。

執筆者:中井勝人
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