ただの相談役　気まぐれブログ

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

『我思う　ゆえに我あり』

陽のまだ明けやらぬ暗闇を散歩していると
ふと
歌が口の端に登ってきたり・・・
言葉が脳裏に浮かんで来たり・・・
昨日は
『疲れたわけじゃないわ』
（作詞・どいあきら　作曲・中村泰士）
のメロディーが唇に流れてきました。

　　　つかれたわけじゃないわ
　　　わすれたわけじゃない
　　　これ以上できることは
　　　なんにもないわ
　　　みんなあげたわ　あなたにだけは
　　　裸になれた　わたしのこころ
　　　そむいたのはあなたね
　　　傷ついたのはわたし
　　　一人で散っていくわ
　　　花びらみたい

そして　今朝は
『我思う　ゆえに我あり』

誰かがどこかで
「男という字は田＋力で
田という字は頭蓋骨を
上から見た形で思考のこと・・・
だから
男とは頭脳と力とを
持っている生き物のこと」
と薀蓄を披露した後で
「男は『我思う　ゆえに我あり』なんですよ」と
デカルトの言葉を
引用していたことを
ふと
思い出したのです。

『違うだろ・・・男は田（た）の力だろう・・・』

誰かの言を聞いたときに
ザラッとして
思ったものです。

漢語林（鎌田正・米山寅太郎　著・大修館書店）
〇男　　会意。田＋力。田は、耕作地の象形。
　　　　力は、ちからのあるうでの象形。
　　　　耕地で生産する働き手、おとこの意味。
　

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誰かが言っていたのは『思』という漢字の『田』の意味で
それと『男』の『田』とを混同して憶えていたのでしょう。

〇思　　会意。田＋心。田は小児の脳の象形。
　　　　頭脳と心でおもうの意味を表わす。
　　　　思（ㇱ）を音符に含む文字に、偲・諰などがある。

男の第一義的な値打ちは
先ずは田んぼを耕す力
家族を路頭に迷わさず養う力
です。

漢字は哲学的ではなくて
実践的な象形で
成り立っています。