ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
今朝のタントとの散歩は
冷たく強い北風に抗って
歩を進めていくような散歩でした。
水門近くになると
北風が鉄製の開閉ハンドルに当って切れる音
『これも虎落笛(もがりぶえ)というのでしょうか』が
ピューピューではなくでゴーゴーと吹いていました。
虎落【もがり】(名)
▶「虎落」は中国で割り竹を組んで作った垣のこと。用語はその転用。
①竹を筋違いに組み合わせ、縄で結い固めた柵。
②特に、紺屋で、枝のついた竹などを立て並べ、
物を干すのに用いるもの。もがり竿。
[語源説]
❶モモギ(捥木)、モガレ木の義
❷モノカカリ(物懸)の義
❸マガリ(曲)の義
虎落笛【もがりぶえ】
▶冬の強い季節風が柵や竹垣に吹きあたって発する笛のような音。
虎落はしっかりとした防御のため
虎をも落としてしまうような矢来ということでしょうが
虎落は嬪(もがり)にも通じており
嬪は「喪あがり」からきているといいます。
私の想像ですが
虎落笛は嬪笛なのかもしれません。
虎落笛は冬の到来を知らせる笛で
古人はこの音を聞くと
厳しい寒さから身を守る支度を
したのかもしれません。
北風吹き抜く 寒い朝も
心ひとつで 暖かくなる
清らかに咲いた 可憐な花を
みどりの髪に かざして今日も ああ
北風の中に 聞こうよ春を
北風の中に 聞こうよ春を
「寒い朝」でした。
北風の中に春は聞けませんでした。