ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
昨夕テレビニュースを見ていますと
息子が母親を刺殺した現場の
映像が流れてきました。
「オイオイ カズちゃん・・・凄い家じゃなぁ・・・」
映し出されたのは
思わず感嘆を漏らすような
道に沿って間口の長い
3階とも見えるほど階高の高い
大豪邸でした。
そして 今朝
朝食を食べながら
新聞を読んでいますと
『ワイド・年を跨いだ無理難題
▶元旦未明に80歳の母を刺し殺した56歳息子の名門家庭』
という週刊新潮の広告が載っていました。
「カズちゃん・・・56歳の息子が母親を刺し殺した家って・・・あのあたりの名門なんやって・・・
あの家見たら・・・そんな感じやったモンなぁ」
映像の家を思い出しながら
隣りに座っていた奥さんに
語りかけました。
「名門でも人を殺したら名門やないわ」
奥さんは何故かしら
私に腹を立てているように
語気強く返事をしてきました。
『イヤイヤ・・・殺人の善し悪しを評価してるんじゃあ・・・ないでしょうが・・・
家をテレビで見てスゴイ家やと思てたら・・・
やっぱりそのあたりの名家やったという・・・それで納得したというだけでしょうが・・・」
私は正月早々言い争うのも嫌で
いつもの様に5時になると
本を持って寝室に行くために
廊下に出ました。
「又・・・寝るんか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
返事をする気にもなれませんでした。
こうして男は歳と共に寡黙になるのですね。
He is an oyster of a man.
英語解釈研究(山崎貞・著)で習った英文を
思い出してしまいました。
今年最初の愚痴です。