ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
年末に買った文春新書『サイコパス(中野信子 著)』を
昨日から読み始めました。
娘たちが先に読んだり
私が違う本から読み進めたりして
読み始めるのが遅くなりました。
サイコパス = 精神病質あるいは反社会性人格障害
などと呼ばれる極めて特殊な人格を持つ人々のことをさす言葉。
サイコパスというと映画『羊たちの沈黙』で
アンソニー・ホプキンスが演じた
ハンニバル・レクターを思い浮かべます。
IQが高くて
冷徹で猟奇的殺人者で
それでいて
紳士。
しかし
革命家・独裁者としての勝ち組みサイコパス
を読みますと
著者の個人的見解としてですが
『この人もそうなのか?』という人物が
挙げられています。
織田信長・毛沢東・ピョートル大帝・ケネディ・クリントン
最も驚くべき人物はマザー・テレサでした。
「博愛主義者とは 特定少数の人間に対して
深い愛情を築けないサイコパスなのかもしれません」
とのことです。
少し長いですが「はじめに」から引用します。
脳科学が明らかにする「あなたの隣のサイコパス」
ありえないようなウソをつき、常人では考えられない不正を働いても、平然としている。
ウソが完全に暴かれ、衆目に晒されても、全く恥じるそぶりさえ見せず、堂々としている。
それどころか、「自分は不当に非難されている被害者」「悲劇の渦中にあるヒロイン」である
かのように振る舞いさえする。――略――
外見は魅力的で社交的。トークやプレゼンテーションも立て板に水で、抜群に面白い。
だが、関わった人はみな騙され、不幸のどん底に突き落とされる。性的に奔放であるため、
色恋沙汰のトラブルも絶えない。
経歴を詐称する。過去に語った内容とまるで違うことを平気で主張する。矛盾を指摘
されても「断じてそんなことは言っていません」と涼しい顔で言い張る。
―――昨今、こうした人物が世間を騒がせています。
著者はあの女性政治家のことを念頭に
書かれたわけではないでしょうね?