ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
『ビジネスエリートの新論語(司馬遼太郎 著・文春新書)』
読了しました。
心にグサリと突き刺さった言葉。
顔に責任をもつ
四十歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならぬ。
〈リンカーン〉
リンカーンは、室内を何度も往復しながら組閣の人選で頭を痛めていた。
「お入り。あ、君か」
ブレーン・トラストの一人である。入ってくるなり、彼はある政治家の固有名詞を
耳打ちしたが、リンカーンは言下に手を振った。
「だめだ。顔が気に食わない」
「顔? 顔で大臣が務まりますか」
「勤まる。四十歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならん」
神は汝に一つの顔を与えた。ところが汝はそれを別の顔に造り直した。
〈シェークスピア〉
顔は精神の門にして、その肖像なり。
〈キケロ〉
人間は、他人の眼から最も入念に隠すべきものを、人々の眼に曝して顧みない。
〈ヴァレリー〉
教養、経験、修養、性格、若いサラリーマン時代のすべての集積が、
四十を越してその風貌に沈殿する。逆説的にいえば、四十以後の
サラリーマンの運命は、顔によって決定されるといっていい。
小なりといえどもユーリン・ホームも会社ですので
今までに付き合いのある業者・職人だけではなく
新たな商談を求めて多くの業者・職人の訪問を受けます。
そうした業者・職人に対する好悪の判断基準は
ズバリ『顔』です。
私も顔に卑しさが出ないような生き方を、日々、目指しています。
昨日
帰宅しますと居間に炬燵が置いてありました。
「お父さん、ここでウタタネしてはいけんよ。
眠くなったら二階に上がってよ」
夕食後
ほろ酔い気分の私に奥さんが忠告してきました。
テレビに見入っていますと
かたわらからゴーゴーと大いびき。
満月のように満ち足りた奥さんの寝顔でした。