ただの相談役 気まぐれブログ

くらしき随筆クラブ
201702.24

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

昼前に昼食の準備に帰ろうと
事務所のドアを開けると
そっと便箋が置かれていました。

中には
今まで発行された数々の文集の
表紙の縮小コピーが入っていました
bunnshuu32.jpg① 彼岸花 (平成10年2月7日)
② ままかり (平成10年8月29日)
③ ゆずり葉 (平成11年1月1日)
④ 朝霧  (11年8月28日)
⑤ にがうり (平成12年2月5日)
⑥ 草枕  (平成12年8月26日)
⑦ 旅立ち (平成13年2月3日)
⑧ 夕映え (平成13年9月8日)
⑨ 郷愁  (平成14年4月6日)
⑩ さんかしか(平成14年9月7日)
⑪ 鼓動  (平成15年2月1日)
⑫ けなげ (平成15年8月2日)
⑬ 山の家 (平成16年5月1日)
⑭ 忘れもの (平成16年11月8日)
⑮ 祈り  (平成17年8月6日)
⑯ あの日 (平成16年2月4日)
⑰ 和顔施 (平成18年2月4日
⑱ 絆   (平成19年3月3日)
⑲ 顔   (平成19年11月10日)
⑳ 家の日 (平成20年8月2日)
㉑ 情緒  (平成21年2月7)
㉒ 一人旅 (平成21年9月5日)
㉓ 幼ともだち (平成22年6月5日)
㉔ 蛍火  (平成23年2月5日)
㉕ 紫陽花 (平成23年9月3日)
㉖ スマイル (平成24年4月7日)
㉗ 泥靴  (平成25年2月2日)
㉘ 撞木  (平成25年9月7日)
㉙ 掃除  (平成26年7月5日)
㉚ メロン (平成27年4月4日)
㉛ その日 (平成28年1月9日)
㉜ 灯明  (平成29年3月4日)

編集後記
 この度、随筆教室の文集『第32集』を編集するにあたり、
佐藤圭一先生から編集後記を書くようにと命じられ、ハタと
困ってしまいました。編集といいましても、先生が構成された
物を、印刷したにすぎません。それも三人のお姉様方の手助け
をいただいて・・・・・・。
 ただ、印刷に携わったのを機会に、私の作品が掲載された文集を
確認しますと『第23集』の『幼ともだち』からだと知りました。
 「7年になるのだ」という個人的な歳月の重さへの思いと、それまでに
「文集を『第22集』も出しておられたのだ」という、さらに重い教室の歴史
への畏敬の念とを懐きました。
 これからも、佐藤圭一先生を中心に、いつまでもいつまでも、
くらしき随筆教室が続きますようにと願いを込めて、「第33集・
灯明』を印刷いたしました。
          平成29年2月21日(火) 事務所にて・・・・・・。
                       班長 中井勝人

私は第23集『幼ともだち』以降から第32集『灯明』までの間の
10集のうちに『泥靴』・『メロン』・『灯明』と3回も文集の表題に
私の作品名を採用していただいています。

教室の多くの先輩、平成の女流少納言・女式部を差し置いて
これは非常に名誉なことなのです。

そして私は
月に1度の随筆教室の度に
納言・式部の皆さんにお逢いして
和歌を口遊むのです。

          花に色は うつりにけりな いたづらに
                 わが身世にふる ながめせしまに

※和顔施(わがんせ)・第17集表題
 仏教用語。和顔とは笑顔という意味で、施は字の通りほどこすこと。
笑顔を施すで、簡単に言うと、笑顔で人と接する、穏やかな顔で人に
接することをいう。

最近忘れていた表情です。

執筆者:中井勝人
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