ただの相談役 気まぐれブログ
オンリー・ワンの家造り 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨夕は
次女が奥さんと帰省すると言う事で
3人で食事をするために
岡山まで迎えに行ってきました。
17時過ぎに茶屋町駅を出発する瀬戸大橋線の
各駅停車岡山駅行に乗りました。
車内は茶屋町駅終着の宇野線からの
乗り換え客も呑みこんで
思っていた以上に混雑していました。
そんな人いきれの中で
立って本を読んでいますと
17~8歳の外人の美少女が
妹尾駅の辺りで私の肩に手を添え
微笑んできました。
座席を代わろうという仕草でした。
『そんな年じゃぁないよ・・・』
内心は思っていたのですが
少女が余りにも邪気のない笑顔で
勧めてくれるものですから
『頑ななのも悪いかな・・・』と
「サンキュー」と言って座りました。
それでも
岡山駅に着いたときには
少女の無私の親切に
只で甘えるには
『私は若すぎるたのだ』との
意思表示をするために
ポケットにいつも
持っていた物を
少女にやることにしました。
夫婦と少女の3人で
瀬戸内を観光しての
帰りであろう家族を追いかけ
少女に話しかけました。
「サンキュー・・・ユアーカインド・・・
マイ・プレゼント・・・フォーユウ」
この言い回しが
正しいのかどうかは
今だに分かりませんが
プレゼントは喜んで
もらえたと思います。
高価な物ではありませんが
手に入れるのは少し難しく
いつもポケットに入れていて
時々取り出して眺めては
『なんかいいなぁ~』と
気休めになる
ラッキー・アイテムでした。
小袋からプレゼントが出て来た時に
少女の怪訝そうな表情が
ほほ笑みで和むのを横目に見ながら
私は家族の側を離れていきました。
少女は喜んでくれたでしょう。
そして 帰国して
友だちたちに言うでしょう。
「日本でね・・・電車の席を代わってあげたら・・・
オジイチャンが感激してプレゼントしてくれたのよ」
私の人生での初めての経験・・・
そんな時が来ることは無いと考えていたのに
ちょっと切ない・・・・・・。