ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店、倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨年末の12月3日に
岡山シンフォニーで開催された
「ギターオーケストラと歌&ダンス」を見に
奥さんと行った帰えりに
岡山駅まで歩いていると
薄暮れの中で
店内から明りの漏れてくる
1軒のお店がありました。
店内を覗くとお雛人形。
産み月に入ったヒロの
体内の孫が男だと
聞いていましたので
大将人形はあるかなと
店内に足を運びました。
接客をして下さったのが
「人形の中沢」の中澤直人さん。
「今の時期はお雛ですので
桃の節句の後に
ご案内を差し上げます」
ご縁をいただいて
3月に買いに再訪し
昨日4月24日(火)に
展示場に搬入して
いただきました。
甲冑作家の
力石 甲人(ちからいし・こうじん)氏の
赤糸縅大鎧(あかいとおどしおおよろい)です。
.
力石甲人の作品の特徴
◎デッサンに基づき、忠実に製作し、芸術性を高めています。
◎忠実な本物志向仕立てです。(飾り鎧甲であっても、本物の防具としての造りです)
◎高度な技術による高級縅(縅とは糸の編み目)です。
◎素材は和紙やプラしチックなどの代用品を使用していません。
◎金物類は全て特殊加工の上24金鍍金してあります。
◎小札板は空気中、水中でも一切の変性を受けない特殊加工技術がされています。
◎全面はもとより、後面、裏面すべての仕事は性格であり、美しく仕上げています。
(鉢の裏面の刺子や桐の裏張りをみてください)
右の写真の大将人形は
67年前の私の初節句に
祖父が買って下さったものです。
源義経の胴丸鎧を
写した鎧だと聞いています。
義経は騎馬戦をよく用い
壇ノ浦の戦いの「八艘跳び」のように
行動が活発でしたので
鎧の草摺(くさずり・裾)が
前後左右で八枚に
分かれています。
ちなみに
大鎧の草摺りは前後左右の四枚です。
大悟と千が飾ってくれましたが
茶屋町に来て二度目のことです。
次女のハヤが
実家の整理をしていて
見つけてくれました。
嬉しい節句になりました。