ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
「夏井いつき句会ライブ』の
講演を聞くために
昨夕は倉敷市芸文館まで
ヒロに送ってもらいました。
開演時間は18:30でしたが
17:45の開場時間には
すでに長蛇の列ができていました。
約800人収容のホールは予約客で満杯。
私と奥さんの前売り券は
ヒロが買ってくれました。
『句会ライブ』は面白かったです。
夏井女史が先ず挙手をさせます。
「俳句って何か知っている人・・・
そうよね・・・5・7・5の17文字で
季語を入れて作るものよね・・・
じゃあ季語を「秋うらら」にしようか・・・
今まで俳句を作ったことのない人?」
ほぼ9割・700人ばかりが挙手しました。
「アナタ・・・俳句って一度も作ったことがないの?」
女史が一番に挙手をした1階・1列・1番の
中年の男性をその場で立ち上がらせ
自分が近づいて行って尋ねます。
「考えたこともないし・・・今も何も考えつきませんね」
「フ~ン・・・何も考えないんだ・・・
じゃあアナタ・・・来る前にご飯を食べてきた」
「カレーうどんを食べてきました・・・
昨日のカレーをウドンにかけて・・・」
「アナタんとこじゃ・・・それをカレーうどんって言うんだ・・・
まぁ~それはいいか・・・でもこれで句ができたじゃない・・・
『カレーうどんを食べました』・・・これに季語をくっつけて
『秋うららカレーうどんを食べました』・・・
食べる姿が寂しいと思ったら『秋の風カレーうどんを食べました』
複雑な心境だったら『いわし雲カレーうどんを食べました』・・・
どう・・・できたじゃない」
このように客を少しイジリながらのトークは
笑いを誘いながら
内容を納得させる達者なものでした。
圧巻なのは800人の参加者に俳句を作らせて
その場で7名の入賞者を決めていく素早さでした。
7名の方は皆お上手でしたが
拍手の多さで一位が決まりました。
避難先一年一組七夕の夜
圧倒的に拍手の多かった句でした。
紅葉狩り孫を真中に共白髪
これが私の考えた句です。
かすりもしませんでした。
『九時前に講演が終わり
夕食を食べていませんでしたので
奥さんと飲みに行くことにしました。
倉敷市芸文館の東の道を北に取り
美観地区の入り口の橋を東に渡り
アイビーに行く道の角に『八重』が
ありました。
私はお店の内容や
お店で食べた物の
善し悪しを
書かない主義ですが
『八重』の『焼きあなご』は
絶品でした。
必ずもう一度食べに行きます。
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帰りはハヤが迎えに
来てくれました。
娘を持った喜びを
十分に味わえた
昨日でした。
昨日もヒロがヒロトに
私が買った服を
着せてくれていました。
ヒロトはまだ歩けませんが
何にもすがらずに
立つことだけは
出来るようになりました。
これもまた
嬉しいことでした。