ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今朝の読売新聞朝刊のスポーツ欄で
アメリカンフットボールの全日本大学選手権で
関西学園大学が早稲田大学を下して優勝し
年間最優秀選手(ミルズ杯)に輝いたのが
日本大学との定期戦で
背後から悪質タックルを受けた
QB選手だった知りました。
選手生命を危うくされるタックルを受け
無事にアメフト選手として復帰し
ミルズ杯に輝いたとは
これほど喜ばしいことはないと
新聞記事を読みながら思いました。
と同時に
監督・コーチからパワーハラスメント[パワハラ)を受け
悪質タックルをした日本大学選手はどうしているのだろうか
という事もまた 頭に過ぎりました。
パワハラとは
「社会的地位の強い者による
自分の権力や立場を利用した嫌がらせ」
という和製英語らしいですが
今回の日大のアメフトの場合
監督・コーチによる「嫌がらせ」
というよりも「強制」ですから
パワハラといって良いのかどうかは
解りません。
しかし もし
日大の選手がタックルを断固として拒み
今回の悪質タックルがなかったなら
選手はアメフト部から姿を消していたでしょうが
今年の全日本大学選手権の決勝は
関学大対日大の争いになっていて
日本大学がアメフト連覇をしていた可能性が
高かったようにも思います。
すると 私たちは何も知ることができないまま
日大の監督・コーチは自分たちの管理下の選手に
悪質タックルを強制するような体質がそのままで
指導者としての名誉を獲得していた訳です。
今年はスポーツ・体育会系だけではなくて
組織が持っているパワハラ的体質が色々な面で露わになり
その判断基準の善し悪しが問われた一年だったような気がします