ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今日の読売新聞朝刊のスポーツ欄に
「大金星 不屈の原点」
平成 名場面
土壇場「逆転」への決断
*ラグビーW杯南アフリカ戦
という題が躍っていました。
2015年(平成27年)9月19日のこの試合は
勝てるなどとは全く期待もせずに
見ていました。
勝利の瞬間は歓喜の時間よりも
涙があふれてきて
泣いている時間の方が
長かったのを記憶しています。
29-32で最終盤へ。終了間際、
相手ゴール前スクラムで反則を受けた。
PG(3点)で引き分けとするか、逆転トライ(5点)
を狙うか。(略)スタンドのジョーンズ(HC)は、
ピッチ脇のスタッフを通じ、無線機で主将の
リーチマイケルにPGを指示した。しかし、
リーチは「勝か負けるか、どちらかしかない」
とスクラムを選択。ジョーンズは椅子を蹴り、
通訳の佐藤秀典に「ちゃんと伝えたのか」
と詰め寄った。
FWの一人が「歴史を変えるぞ」と叫んだ。
スクラムを起点にリーチらが突破を図り、
右サイドでゴールラインに迫る。CTB立川理道
が球を受けた。立川が選んだのは、禁止されていた
飛ばしパス。球は味方へ渡り、最後はWTBカーン・
ヘスケスがインゴール左隅へ。そしてノーサイド―――。
記事を読みますと
当時の選手の一人一人の動きまで
鮮明に頭の中に浮かんできます。
ただ
記事を読むまで
ヘッド・コーチのジョーンズが
ペナルティーキックで
引き分けを狙っていたことや
「飛ばしパス」が「リスクが高い」と
禁止されていたことまでは
知りませんでした。
ラグビーはキャプテンシーの
強いスポーツです。
キャプテンのリーチマイケルの判断が
世界的な世紀の感動を生み出した訳です。
また涙が出てきそうです。
終わります。