ただの相談役　気まぐれブログ

アナタの隣りの工務店　倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日の水曜日は
事務所に顔を出すこともなく
寝室に籠って読書三昧でした。

『「縄文」の新常識をしれば
　日本の謎が解ける
（関裕二　著・ＰＨＰ新書）』

一気に読めました。

放射性炭素Ｃ14の半減期が
約5700年という性格を利用して
遺物の実年代を測る方法と
ミトコンドリアやＹ染色体などの
ＤＮＡでたどることにより
日本人の日本列島までの
足取りを辿ることができ
さらに　弥生から今日までの
日本人の成り立ちも
よく分かるように
なって来たようです。

縄文人と弥生人との断絶が
習ってきたほど劇的圧倒的では
無かったことを知りました。

今日の日本人の温和さや
外来の知識などを受け入れる柔軟性は
縄文人に由来するもののようです。

世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、
そして子供のために深い注意が払われる国はない。
ニコニコとしている所から判断すると、子供達は
朝から晩まで幸福であるらしい。
　　　　　　　　　　　　（『逝きし世の面影』）

大森貝塚を発見したモースの言葉です。

最近の日本をモースはどのように見ることでしょう。